コロナ禍、租税教育に講師を派遣
コロナ禍ではありましたが、2021年も小学校と中学校に租税教育の講師を派遣しました。
コロナ禍のため、児童たちに1億円のレプリカを触ってもらってもいいのか?街づくりシールなどの時に、教室内を移動していいのか等気を遣いながらの租税教育でした。
中学生は、ディスカッションを行うため講義の内容等を色々と考える必要が出てきています。収入が多い班や少ない班にして話し合うか、個人個人の収入を分けて発表してもらうか等新しい授業内容を考えていかないといけません。学校自体も職業教育の授業ができないため、租税教室に加えて、税理士の仕事やどうしたら税理士になれるか等の話をしてほしいという学校もあります。話したい事、話さないといけないこと、時間との兼ね合い等毎回事前準備に時間を掛けて話を考えています。
いざ本番になると、生徒のリアクションや質問で時間が全然足らなかったり、逆にスムーズに進みすぎて、時間が余りそうになったりと思い通りの授業ができません。余りそうな時に話すネタ、時間が足らない時に瞬時にどこを削るか等考えながら行うのも租税教室を進めていくためのコツの一つです。
一期一会を楽しみつつ、生徒に逆に元気を分けてもらって日々の活力にしております。相当疲れますが、いい経験ができている、租税教育です。