読書の秋
2019年からのコロナ禍で中断となっていた友人達との読書会が再開されました。
再開され懐かしい友人と会えることは嬉しいのですが、どんどん進む老眼、且つ習慣的に読書をしていなかった私は活字を読むことが本当に億劫になっていました。
再開後の一冊目「同志少女よ、敵を撃て」は600頁もあり、ロシアが舞台の戦争小説で苦手に思いながら読み進んでいくと中盤からラストにかけての展開が興味深く、四苦八苦はしましたが最後まで読み切ることが出来ました。

感想発表会で「久しぶりの読書、大変やったわ~」と話す私に、友人が「Audibleで読みました」とその存在を教えてくれました。 皆さんはご存知でしょうか?
Audibleは「聴く読書」であり、声優や俳優が本を読み上げてくれるので、本を持ち歩くこともなくスマホがあればいつでも読書が出来ます。
昔に読んだ本を聴いてみると新たな発見もあり、イヤホンで聴きながら笑ったり涙したりしてしまいます。今話題の「国宝」も聴きました、歌舞伎の尾上菊之助さんの朗読で登場人物の演じ分けが素晴らしく、聴き応えがありました。
もちろん、自分の目で読む方が付箋をつけたり、感動部分にマーカーを引いたり、ページをさかのぼって読み返したり、と良い部分もたくさんありますので2つの方法を併用して「読書の秋」を楽しんで頂ければ、と思います。
残念なことに次回読書会の課題図書「水曜日の凱歌」はAudibleの対象本となっておらず、また四苦八苦しながら読み終えたいと思います。

この記事を書いた人 住之江区御崎 住本由美子

