確定申告PRイベント

 最近寒い日が続きますが、いよいよ私たち税理士業界では一年で最もホットなシーズン(最繁忙期)がやってきました。

 そう、個人の確定申告です!!
※令和6年分所得税等の確定申告の期間は令和7年2月17日(月)から3月17日(月)

 それに先立ちまして2月4日(火)、住吉大社吉祥殿において住吉税務署・住吉納税協会等と共催で確定申告PRイベントが開催されました。
 当支部からは山下由美子支部長はじめ広報委員会のメンバーで参加しました。

 このイベントでは毎年、冒頭で住吉大社の宮司が「税に関する一文字」を揮毫されます。
ちなみに令和5年は「収」令和6年は「達」でした。

 今年は神武磐彦(こうたけ いわひこ)宮司が、「コロナ禍も終わり、経済は成長して成果をあげている。そこで納税された資金を社会福祉や公共サービスの充実にあて、より良い社会になってほしい。豊かで平和な成長が続きますに」という願いを込めて、「成」の字を揮毫されました。

 また、今年の干支のヘビになぞらえて、「古いものを脱ぎ捨てて、新しいものに成長していくように」という思いも込めて揮毫された書は、木村秀美(きむら ひでみ)大阪国税局長に手交されました。

 木村大阪国税局長は「成」の文字について「今年は大阪・関西万博もあり、関西経済ひいては日本経済が成長する年になる。税務当局もデジタル化の推進等で納税者の利便性の向上を目指して、成長するように努めている。その点で共通しているのでは」とお話しされていました。

 続けて、スマホ申告によるe-taxの模擬体験では、日本税理士会広報キャラクターのにちぜいくんも見守る中、神楽女(かぐらめ)が税務署職員の方のアドバイスを受けながら医療費控除等の申告について真剣な様子で挑戦していました。

 体験終了後のインタビューでは「24時間いつでもどこでも申告できるのが便利。確定申告は難しいと思っていたけど、手順通りに進むので簡単。スマホでやってみると確定申告も身近に感じられた」と神楽女のお二人からも好評でした。

 また前田仁見(まえだ ひとみ)住吉税務署長もインタビューで「マイナンバーカードをマイナポータルと連携すれば、医療費やふるさと納税等を自動で取り込むことができるので、より簡単に確定申告ができます。是非ご利用ください」とお話しされていました。

 「成」の文字のとおり、今年は経済やデジタル化等の技術が成長して、誰もが住みやすい社会になればいいですね。

住吉支部でも以下の日程で確定申告期「地区相談会」を開催しています。
※HP掲載日時点では南港会場はすでに終了していますのでご了承ください

●南港会場
日付:令和7年2月5日(水)~2月7日(金)
場所:ポートタウン西ビル2階(住之江区南港中3-2-77)
受付時間:10:00~15:30  

●住吉会場(事業所得者専用)
日付:令和7年3月4日(火)~3月5日(水)
場所:近畿税理士会住吉支部(住吉区住吉2-9-72)
受付時間:9:30~15:30

※いずれの会場も土地・株式の譲渡、贈与税、相続税の相談は行っていません。

※地区相談会場への入場は混雑緩和のため「入場整理券」が必要です。当日受付にて発券します。

この記事を書いた人 住之江区浜口西 税理士 西村拓真