世界のグルメ

現在、夢洲にて大阪関西万博2025が開催されていますが、みなさまはもう行かれましたでしょうか?

私は当初興味がなかったのですが、万博へ行った知人・友人が揃いも揃ってよかったというので6月に友人と4人で行って以来、気が付けば9回も通っています。(8月20日現在)

なぜそんなに足を運んでいるのか。

色々なパビリオンを回りたい、そういう気持ちももちろんあります。しかし、万博へ行く前に色々調べて気付いてしまったのです。

「万博ってこれまで食べたことがない世界のグルメを食べるチャンスじゃないか」と。

そう、私にとって万博は「世界のグルメが一堂に会するフードフェス」なのです。

とにかくこれまで食べたことがないものを食べよう。おいしくても口に合わなくても貴重な体験になるという思いでこれまで12ヶ国のグルメを食べてきました。

今回はその中から私がおいしいと思った世界のグルメを紹介しようと思います。

まずは軽食部門から

マルタパビリオンのレストランの入口で売られている「フティーラ」です。

2020年にユネスコの無形文化遺産に登録されたマルタの伝統的なパンで、会場ではサンドウィッチ風にしてツナとベーコンの2種類が販売されていました。

私はツナを購入したのですが、日本のツナサンドとは違い、たっぷりのツナにオリーブの風味と塩味の効いたガツン系の一品でした。

続いてメインディッシュ部門

ひとつめはリングサイドマーケットプレイス西2階アフリカンダイニングホール PANAF'の「マフェ」です。

西アフリカの家庭料理で牛肉とピーナッツバターのシチューとのこと。パクチーやピクルスが添えられており、独特な味に最初は戸惑いましたが、食べ進めていくにつれどんどんハマっていきました。

また、メインディッシュではありませんが、セットで注文したバオバブのジュースも優しい甘さでおいしかったです。

ふたつめはトルクメニスタンパビリオンのレストランで提供されている「パロウ」です。

トルクメニスタンの伝統的な家庭料理でトルクメニスタン風のピラフだそうです。ホロホロの牛肉に程よい塩加減の優しい味わいは日本人にどストライクな味付けで文句なしにおいしい一皿でした。

最後はスイーツ部門

オーストリアパビリオン併設のカフェCAFE KOKOで販売されている「ラミントン」です。

中央にジャムを挟んだ四角形のスポンジケーキをチョコレートでコーティングし、ココナッツを塗した一品で、一見パサパサで甘ったるそうですが、しっとりとした甘さ控えめなケーキで歩き回って疲れた体でもパクパク食べられるおいしさでした。

万博閉幕まであと1ヶ月半、まだ見ぬ世界のグルメを求めてまだまだ会場に足を運ぼうと思います。

この記事を書いた人 住之江区中加賀屋 田藏貴之